1. システムアナリスト試験(AN)とは
[ Systems Analyst Examination ]
情報処理に関する国家資格のうち、情報システムを企画・分析・評価する能力を認定する資格。経済産業省の指定試験機関である独立行政法人情報処理推進機構の情報処理技術者試験センターによって試験が行なわれている。
経営戦略に基づいた情報戦略の立案、システム化全体計画及び個別システム化計画の策定を行うとともに、企業内システム構築計画の策定や情報システム開発プロジェクト支援、評価などを行なう技術者を認定することを目的とする。
経営戦略と情報技術動向の双方に対する理解を基に、システム構築・運用における費用対効果およびリスクの分析をも含めて、全体システム・個別システムの立案から運用評価までの一連のプロセスに企画立案者として深く参画する。
資格取得のための試験は年に1回(10月)実施されている。
2. システムアナリストの役割
情報システムの企画・計画の段階で、情報戦略立案、システム化全体計画策定、個別システム化計画策定を行い、また開発・導入の段階で、戦略と計画に基づく情報システム構築の実施に関する推進支援や、システム化と同時に進める業務革新の推進支援を行うとともに、それらの結果に関する評価を行う業務に従事し、以下の役割を果たす。
| ① | 経営戦略と一貫性のある情報戦略を立案し、それに基づくシステム化全体計画を策定する。 |
| ② | 情報システムに関する資源及び組織の運営方針を策定し、システム化全体計画に反映させる。 |
| ③ | システム化全体計画に基づいて、業務革新に貢献するシステム化案を提案し、個別システム化計画を策定する。 |
| ④ | 戦略と計画に基づく情報システム構築と情報システムサービス運営の実施を支援し、併せてシステム利用部門が主体で実施する業務革新を支援する。 |
| ⑤ | 計画立案者の立場から、システム化の結果に関して、合目的性・有効性・効率性・達成品質水準を評価する。 |
3. 試験情報
情報戦略が経営戦略の一環として重要な位置を占めつつあるなか、システムアナリストは、情報戦略立案、情報技術を活かした業務革新提案、及びシステム化計画策定の担い手として、次の幅広い知識・経験・実践能力が要求される。
| ① | 経営戦略を正しく理解し、その中から経営上の課題に対して情報システムによる支援要素を抽出し、具体的な情報システムの構築構想と情報戦略を立案できる。 |
| ② | 業務モデル・情報システム全体体系を定義する技術をもち、必要な体制を整え、情報システムの開発課題を分析したうえで、システム化全体計画を策定できる。 |
| ③ | 情報技術動向やシステム製品動向を把握し、最適な情報システム基盤構成の方針を策定できる。 |
| ④ | 現状分析、システム化要件の整理、システム概要設計、効果・コスト・リスク評価などを行い、業務革新に貢献する個別システムの開発計画を策定できる。 |
| ⑤ | システム化全体計画、個別システム開発計画に対する評価ポイントを作成できる。また、システム化の結果を、有効性や達成品質水準などの観点から評価できる。 |
| 午前 ( 90分) | : | 50問多肢選択式(全問必須)(PM、AEと共通) |
| 午後I ( 90分) | : | 記述式(4問出題、3問選択) |
| 午後II (120分) | : | 論述式(小論文)(3問出題、1問選択) |
4. 独立行政法人情報処理推進機構
試験日程・実施区分などの情報は、こちら« 独立行政法人情報処理推進機構のホームページ»に御確認してください。
独立行政法人情報処理推進機構
http://www.jitec.jp/index.html
5. 日本システムアナリスト協会(JSAG)
活動情報や学習方法、合格体験記等は、こちら« 日本システムアナリスト協会のホームページ»を御参考にしてください。
日本システムアナリスト協会
Japan Systems Analysts Group(JPGA)
http://www.jsag.org/new/
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