1. システム監査技術者試験(AU)とは
[ Systems Auditor Examination ]
情報処理に関する国家資格のうち、情報システムを監査する能力を認定する資格。
企業内の独立部門に所属して、トップマネジメントの視点で、各部門で運用されている情報システムが経営に貢献しているかどうかを、安全性、効率性、信頼性、可用性、機密性、保全性、有用性、戦略性など幅広い側面から総合的に調査し、あるべき姿を描くことによって自ら形成した判断基準に照らして評価し、問題点について適切な改善の勧告を行なう技術者を認定することを目的とする。
情報技術に関する知識と経営戦略に関する知識を持ち合わせた上で、的確な監査手段を設定・適用し、その上で論理的に説得力ある改善提案を行なうことが求められる。
資格取得のための試験は年に1回(4月)実施されている。
2. システム監査技術者の役割
被監査対象から独立した立場で、情報システムを総合的に点検・評価し、監査結果をトップマネジメント及び関係者に説明し、改善点を勧告する業務に従事し、以下の役割を果たす。
| ① | 監査計画を立案し、監査を実施し、監査結果をトップマネジメント及び関係者に報告する。 |
| ② | 情報システムに関する内部統制機能の改善を促進し、その実効性を担保することによって、企業経営はもとより、情報社会・ネットワーク社会の健全化に貢献する。 |
3. 試験情報
単に情報処理の視点からだけではなく、情報システムが企業及び社会に貢献できるように改善を促進するため、以下の幅広い知識・経験・実践能力が要求される。
| ① | ビジネス要件や経営方針に合致した監査計画を立案できる。 |
| ② | 情報システムの企画・開発・運用段階において、効率的な監査手続を実施するための監査技法を適時かつ的確に適用できる。 |
| ③ | ビジネスアプリケーションが適用される業務プロセスの現状に関し、その問題点を洗い出し、問題点を分析・評価するための判断基準を自ら形成できる。 |
| ④ | 監査結果を論理的に矛盾のない報告書にまとめ、説得力のある改善勧告を行うことができる。 |
| ⑤ | 監査の実施に当たって必要となる情報技術及びその技術動向を理解できる。 |
| ⑥ | 外部環境の変化を捉え、組織の将来像を描き出すことができる。 |
| 午前 (150分) | : | 50問多肢選択式(全問必須) |
| 午後I ( 90分) | : | 記述式(10~70字程度の記述式)(4問出題、3問選択) |
| 午後II(120分) | : | 論述式(3問出題、1問選択) |
4. 独立行政法人情報処理推進機構
試験日程・実施区分などの情報は、こちら« 独立行政法人情報処理推進機構のホームページ»に御確認してください。
独立行政法人情報処理推進機構
http://www.jitec.jp/index.html
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