若者確保の動向
●中小企業が人材確保に向かう●
団塊世代の大量定年を控え、経済産業省・中小企業庁は本格的な人材確保対策に乗り出す。
大企業の大量採用のあおりを受けて、中小企業が人材難に陥る恐れがある。
同庁は「経営革新支援計画」で、人材確保・育成支援策を二事業から五事業に拡充。特に予算19億円の新規事業「若者と中小企業とのネットワーク構築事業」では、全国のジョブカフェに中小企業と若者と縁を取り持ってもらう。また、各企業側が仕事内容などを紹介するセミナーを開くことや企業で仕事を体験するインターシップ増えてくる。
最近の景気回復(?)傾向で、多くの大企業が通年採用や大量採用を行っている。しかし、優れた技術、技能を持っている中小企業も多いため、国家産業の屋台骨を確保かつ強靭なものにするためにも必要な国家プロジェクトである。
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